九州大学地上局KUGS(Kyushu University Ground Station)概要

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Fig.1 九州大学地上局(左:室内設備、右:アンテナ)

  • アマチュア無線社団局:九大衛星通信チーム(代表:九大・平山寛助手)
    • 呼び出し符号:JF6ZWK
    • 所在地:福岡市西区元岡九大伊都キャンパスウエスト4号館 宇宙機ダイナミクス研究室内
    • 東経130度13分5秒、北緯33度35分30秒、海抜高度91m

室内設置施設

  • PC (DELL Optiplex GX1: Windows 2000,DELL Dimension E521: Windows Vista)
  • 通信機 (icom IC-910D) 出力:MAX50W,バンド:144MHz,430MHz
  • ダウンリンク用TNC (TASCO TNC-555):AFSK1200bps,GMSK9600bps,CWモールス
  • アップリンク用TNC (TASCO TNC-505):AFSK1200bps,GMSK9600bps
  • アンテナローテータ(EMOTATOR EV-800D)
  • ローテータコントローラ NI-USB-6008)
  • ローテータコントローラ◆兵作:カルテットボードH8/2636使用)
  • 偏波切り替え器(自作:手動+マイコン制御を追加予定)
  • 安定化電源 (Diamond GSV3000)
  • 電源コントローラ(Jack:東大・中須賀研より)
  • スペアナ (ADVANTEST) R3261C:9 kHz - 2.6 GHz,25-dB Preamp Attached

アンテナ設備

  • クロス八木アンテナ(マスプロ):円偏波,50Ω,50W,VSWR:1.1-1.5
    • 144HS12:144-146 MHz,12-Element,10-12dB,半値角:33-35°
    • 435HS20:430-440 MHz,20-Element,12.5-13.4dB,半値角:27-29°
  • プリアンプ:(JACOM) LNX-0720 Low-Noise 430-MHz,Gain 20 dB / NF 0.4 dB

ソフトウエア(前任担当者:坂本氏(現東北大学・助手)の開発)

  • 地上局コントロール KugsGmsLocal.exe
  • Az・Elコントロール KugsRotatorServer.exe
  • スケジューラー KugsOrbitScheduler.exe

運用目的

  • QSATプロジェクトにおけるメイン衛星運用局
    • HKD受信(430MHz帯,CW,FM AFSK 1200bps)
    • ミッションデータ受信(430MHz帯,FM AFSK 1200bps / GMSK 9600bps)
    • コマンド送信(144MHz帯,FM AFSK 1200bps)
  • 地上局ネットワーク(UNISECのプロジェクト)への参加
    • 他大学衛星の受信協力(データの提供)
    • インターネットを介した遠隔運用(サービスの提供)
  • (今後QSATの運用にあたりの地上局ネットワークの利用も視野に入れた運用プランを検討していく)

定常運用

  • CubeSatのテレメトリデータ取得
    • 運用対象衛星:XI-IV,XI-V,CUTE-I,CUTE-1.7 + APD,HIT-SAT (国内3大学による計5衛星CubeSatのテレメトリ受信・受信協力)

GSNプロジェクト進捗状況

2008年3月

(報告予定)

  • GMS導入状況
  • 軌道決定アプリ開発・整備状況,試験状況
  • GENSO導入状況

2007年3月

2006/12/09(Sat),10(Sun)に東北大学にて開催されたUNISEC WorkShop 2006において,実施された第2回GSNミーティングにおいて九大が担当するタスクは以下のとおりでした.

  • GSNワーキンググループにおける九大のアクションアイテム
  • 個別プラグイン開発「軌道決定システム」
  • 遠隔運用実施に向けた東大ソフトウエアGMS(Ground-station Management System),GROWS(GSN Remote Operation Web Service ; XML)の導入

2007年3月現在の運用は,坂本氏が開発されたソフトを使用しています.現在,これらのソフトを統合してGUIを備えた地上局運用ソフトを開発中です.また,2007年3月にWebサービスに対応できるPCを購入し,環境整備を進めています.東大GSNのソフトウエアに関しては,PC環境が整い次第,インストールして,運用実験を2007年7月(UNISEC総会の前までに)実施したいと思います.

また,九大の担当として前任の坂本・四元が以前研究テーマとしていたドップラーシフトによる衛星の軌道決定プラグインの開発となっていましたが,現在まで,アプリケーション開発自体に関する進捗はありません.2007年3月に四元・鶴田で,四元が卒業研究で行った実験と同様の実験を1度実施し,CWによる軌道決定の手順を確認しました.

現在,鶴田一人で衛星プロジェクトと掛け持ちしつつ開発を進めている状態なので,4月より研究室に加入したメンバーを加え,専任で地上局を担当してもらうことを予定しています.

また,今後は開発状況などを九大の地上局Webサイトに上げていくようにしたいと思います.九大地上局のWebは存在していることはしているのですが,この数年更新できずにいましたので,情報を一新して立ち上げ直して,ご報告します.


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Last-modified: 2008-02-27 (水) 01:02:44 (4192d)