このページは,GSNの活動の一つであるアウトリーチ活動について説明するページです.
訪問授業やGSN・UNISECの外部組織との交流活動,GSNへの勧誘・説明活動は,全てこのアウトリーチ活動に含まれています.
GSNおよびGSNアウトリーチの位置づけ
そもそもGSNとは?アウトリーチとは?
UNISECは日本全国の大学・高専学生による手作り衛星やロケットなどの実践的な宇宙工学活動を支援することを目的とした団体で,未来を切り開く日本の宇宙開発を活性化させるための人材育成,技術開発並びに,宇宙開発をより多くの人に知ってもらうためのアウトリーチという3つの活動を行うNPO法人です.
UNISECの活動の中で数多くの人工衛星が開発・打上げがなされてきました.同時に,衛星を開発したそれぞれの大学や高専はこれらの衛星の運用管制を行う地上管制局を持っており,これらは日本全国に点在しています.これらの地上管制局をネットワークで繋ぎ,衛星の更なる有効活用を目指すことを目的としてGSNワーキンググループがUNISECに設置されました.
- GSNではこれまで,大別して以下の様な5つの活動を行ってきました.
- 衛星管制を行うための汎用管制ソフトウェアの開発
- 国内外にあるGSN共有地上局を遠隔操作するためのWEBシステムの開発
- GSN各局の技術情報やトラブルシュートなどのノウハウの共有
- 国内外の衛星開発プロジェクトに対する衛星の受信協力及び受信データ提供
- アウトリーチ活動
- このうち,5つ目に挙げたアウトリーチ活動は,以下の3つの方向性でそれぞれイベント等の活動を進めています.
- 宇宙や工学に普段なじみの無い人たちに向けて,宇宙工学に触れ,宇宙を楽しみ,身近に感じてもらい,宇宙教育の裾野を広げる事を目的として,大学衛星を活用し手作りアンテナでできる簡易受信局で受信実験や訪問授業,イベント出展等を行う.
- 大学衛星受信に多大な協力を頂いているアマチュア無線家の方々に向けて,大学局とノウハウや技術を交換する為にミーティング・メーリングリストなどを利用し,交流・情報交換の場を設ける.
- これからGSNに参入する可能性のある大学・研究室等の団体に向けて,GSNに参加する事の意義や利点,活動内容などを知ってもらう為にガイダンスやWEBサイトによる広報を行う.