UNITEC-1運用のためのとりくみ

  • ※情報公開を一元化するために,運用関係の情報は上記のサイトへ統合 2010/05/10

目的

  • 2010年5月ないし6月に打ち上げ予定のPLANET-Cの相乗り打上げにて,金星へ向かう軌道へ放出されるUNITEC-1の信号を地球周回の低軌道域から金星への遷移軌道までの間,可能な限り遠方からの信号を受信できる運用局を構築する.

計画概要

  • 国内外の3m級以上のパラボラを有する無線局に,UNITEC-1の運用のための設備提供・運用協力を依頼する.
  • UNITEC-1は,C-band(5.8GHz)という前例の少ない周波数帯にて通信するため,特別なダウンコンバータを開発し,各協力局へ提供できる体制を整える必要がある.
  • UNITEC-1は,地球低軌道周回ののち,金星への周回軌道へ投入される.
    • 地球低軌道周回時には,多くのアマチュア衛星と同じような受信ができることが想定されるため,比較的受信は容易であると考えられる.
    • 金星遷移軌道では,世界でも他に例のない,惑星間軌道からのアマチュア信号の送出となるため,多くのアマチュア局で指向精度,アンテナ制御方法に関する検討と事前準備が必要となると考えられる.

検討記録

メーリングリスト情報交換2009年9〜10月

第1回UNITEC-GROミーティング議事録

  • 9月4日(金) 20:00〜22:50
  • 東京大学本郷、工学部7号館2F会議室 (航空宇宙工学専攻)
  • 1)UNITE-1全体統括の中須賀よりUNITEC-1の現状と運用への要求を説明(添付の資 料配布)
    • ドップラーの計測精度は地上局側の周波数精度にも依存する。
    • オンボードの周波数安定性が重要な問題。10(−7)から10(−8)が普通。 1ppmレベル(−6)もありえる。−7だと、5.8GHzで580kHzと相当に大 きい。ただし変化のスピードは早くない。
    • 電波到来方向にアンテナを向けるサーチは難しい。→再計算の結果、0.5度程度 で常に到来方向は予測できることが判明。
  • 2)UNITEC-1通信系リーダーの西尾教授よりUNITEC-1通信系について詳細説明。
  • 3)通信系の変調方式について議論
    • CWのON/OFFだけでは途切れてしまい、地上局がおっかけにくいので、連続波を残し ておくことが望ましい。その意味で、MSKの利用を考えるべし。→ A/I 西尾教授と 武安さんの間で今からできる改善を検討
  • 地上局も電波でコードまでやるだけでなく、電波が取れるだけを目指す人もいるの で、そのような人が使いやすい電波形式が望ましい。トラッキングできる人が増えれ ば、その情報でドップラーシフト情報が得られる。
  • 4)利用できる地上局に関する議論
    • Cバンドでφ3m以上のアンテナはそんなにはない。
    • 日本では、関西以西の渡辺さん(4.4m)、松江クラブ(6から7m)、海外で は、ドイツの32m、オランダの20mがあり、利用可能性を打診してはどうか? 
      • (→UNISECのGS−WGで打診をお願いできますでしょうか)
  • KDESで使っている旧JAXAのGS(18m)は来年3月まで。Cバンドの送受信設備は 設置するが、周波数が5.8GHzより低い。3月降の使用可能性はJAXAに確認(→中 須賀) 
  • 問題は大きなアンテナの場合は、誰が運用を行うかということ。遠隔地が多いの で、交代も大変である。
  • 野辺山のミリ波アンテナはどうか(φ10m)
  • 5)今後の予定
    • 1か月に一回程度の会合を実施する。その間にメールベースでUNITEC-1サイドで個 別の検討を進め、必要に応じてこのコミュニティに質問する。

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Last-modified: 2010-05-11 (火) 07:41:00 (3796d)