2009年1月30日「河北新報」朝刊掲載記事 (画面をクリックすると拡大されます PDF 5.1MB)



ロケットから分離される直前の衛星の姿.矢印の先端にメッセージプレートが取付けられています.

みなさんの名前,メッセージ,絵画を乗せた衛星は,
2009年1月23日種子島宇宙センターより
無事に打ち上げられました!
衛星は,1日に15回地球をまわる軌道に乗って,
順調に飛行を続けています.
毎日,昼間と深夜にみなさんを
頭上から見守っています.


打上げ後 日目

宇宙に飛ばそう私の絵画の作品選考を行い,
入選作品はメッセージとともに衛星に搭載しました!

・7月31日に締め切られた「宇宙に飛ばそうわたしの絵画」の公募には,計359点もの素晴らしい作品が集まりました.
・8月6日に河北新報社にて審査会を行い,入賞11点(最優秀賞1点,金賞3点,銀賞7点),佳作22点を選びました.
・入賞11点の作品は,縮小してエンブレム(小型のシリコンプレート)に焼き込み,1022件のメッセージとともに衛星に搭載されました.(応募者全員の氏名も搭載しました.)
・応募いただいた全ての作品は,9月12日(金)〜10月13日(月)の期間,仙台市天文台に展示されました.
・入選作品11点は,仙台市天文台エントランスホールに展示されています.(2009年1月末まで)
・スプライト観測衛星は2009年1月21日,種子島宇宙センターより打ち上げられる予定です.

審査会の様子はこちらをご覧ください.

入賞作品はこちらをご覧ください.



技術協力:東北大学ナノテク融合技術支援センター

宇宙に飛ばそう私の絵画&メッセージ:作品募集!

 東北大学が開発をすすめている「スプライト観測衛星(SPRITE-SAT)」の完成が近づいてきました.この機会に,宇宙や宇宙開発,観測対象である雷や高層大気の現象に想いをめぐらせ,身近なものとして感じてもらうために,子供たちから絵やメッセージを募集することにしました.

 応募者全員(中学生以下)の名前とメッセージ,および絵画については全員の名前と優秀作品を,小型プレートに焼きこんで宇宙へ送り届けます.また,7月1日新装オープン予定の仙台市天文台にて,展示も行います.

 本キャンペーンは,東北大学,河北新報社,仙台市天文台の協力のもとに実施します.

メッセージおよび絵画の募集は2008年7月31日をもって終了いたしました。

たくさんの応募ありがとうございました!

これからも本ページにて開発状況をお知らせして いきますので
応援よろしくお願いします。




絵画募集要項

応募資格:中学生以下
応募期間:平成20年5月8日(木)〜7月31日(木)必着
テーマ:「わたしが描く宇宙」
Ex.未来の宇宙服、宇宙のカミナリさま、宇宙から見た地球、宇宙の遊びなど自由な発想で描いてください.
サイズ:4ツ切画用紙(380mm×540mm)、たて、よこ自由、画材自由
応募方法
応募作品の裏に以下の事項を記入した用紙を貼り付け、下記宛てに郵送してください(持参も可)。①住所、②氏名(フリガナ)、
③年齢、④学校・学年、⑤電話番号、⑥絵のタイトル。
作品は折り曲げないようにしてください。
作品送付先:〒980−8660 仙台市青葉区五橋1−2−28
   河北新報社 広報部 「宇宙に飛ばそうわたしの絵」募集係
  1. 応募いただいた作品は、審査の上入賞作品を決定します。また、仙台市天文台に展示いたします(期間8月下旬から1カ月間の予定)。
  2. 応募者全員の氏名および優秀作品は縮小してエンブレム(小型のプレート)に焼き込み、東北大学が現在開発中の人工衛星「スプライトサット」に搭載する予定です。また、仙台市天文台に人工衛星に搭載するものと同じエンブレムを展示します。
  3. 応募作品は未発表のものに限り、応募は1人1点とします。
  4. 応募いただいた作品は返却いたしません。
  5. 応募作品の著作権は主催者に帰属します。
主催:東北大学、河北新報社、仙台市天文台
問合せ先東北大学大学院工学研究科・航空宇宙工学専攻・吉田研究室


印刷用(PDF)はこちら

メッセージ募集要項

応募資格:中学生以下
応募期間:平成20年5月8日(木)〜7月31日(木)必着
テーマ:「宇宙に届けたいわたしの思い・夢」
メッセージ:50 文字以内
応募方法
(a) ハガキ
①住所、②氏名(フリガナ)、③年齢、④学校・学年、⑤電話番号、
⑥メールアドレス(搭載証明書希望の方)⑦メッセージを記載
送付先:〒980−8660 仙台市青葉区五橋1−2−28
河北新報社 広報部 「宇宙に飛ばそうわたしのメッセージ」募集係
(b) 仙台市天文台に設置する応募箱(7 月1 日〜7 月31 日)
仙台市天文台企画展内東北大ブースに応募用紙と応募箱を設置します。
(c) インターネット経由でも受け付けます。
  1. 応募いただいた方全員のメッセージ(学校名、氏名、メッセージ50字以内)は、縮小してエンブレム(小型のプレート)に焼き込み、東北大学が現在開発中の人工衛星「スプライトサット」に搭載する予定です。また、仙台市天文台に人工衛星に搭載するものと同じエンブレムを展示します。
  2. 応募いただいた方全員に搭載証明書を電子メール添付の形で発行します(携帯メールには添付できませんのでご注意ください)。証明書の郵送を希望する方は、80円切手を貼った返信用封筒を同封の上、封書で応募してください。
  3. 応募いただいたメッセージの一部を人工衛星「スプライトサット」の広報活動に使用する場合があります。
  4. 応募作品は未発表のものに限り、応募は1人1点とします。
  5. 応募作品の著作権は主催者に帰属します。
主催:東北大学、河北新報社、仙台市天文台
問合せ先東北大学大学院工学研究科・航空宇宙工学専攻・吉田研究室

印刷用(PDF)はこちら

スプライト観測衛星(SPRITE-SAT)とは?

 スプライト観測衛星(SPRITE-SAT)は,東北大学が開発を進めている大きさ50cm立方,重量約50kgの小型衛星です. SPRITE-SATは,スプライトと呼ばれる雷にともなう中層・超高層大気での発光現象,および地球から発生しているガンマ線を観測するという,先端的な科学観測ミッションを行うことを目的としています.

 SPRITE-SATは,東北大学大学院理学研究科および工学研究科の研究グループが,共同で開発を進めています.2008年度打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)小型副衛星(相乗り衛星)の一つとして選定され,JAXA種子島宇宙センターよりH-IIAロケットにて打ち上げられる予定です.

 本キャンペーンのために集めた個人情報は,最新の注意を持って管理し,本キャンペーンの目的以外には使用しません.




Last update:
Jan. 31, 2009



Information


「宇宙に飛ばそう
私の絵画&
メッセージ」
募集キャンペーン
に応募いただいた
作品は,宇宙に
届けられました!



東日本放送「シリーズ東北大学の新世紀」にて紹介されました.
高橋講師がスプライト観測の意義と衛星開発について語っています.

「人工衛星を
つくっています.」
(動画閲覧可能.)

(2008.5.19.)


英語版
オープンしました.
(2008.8.2.)



■詳細資料■

・2008/02/28
概要説明資料
(PDF:370KB)

・2008/12/12
記者発表用資料
(PDF:480KB)

・2008/12/13
セミナー講演用資料
(PDF:3.5MB)





東北大学

大学院理学研究科/大学院工学研究科


惑星大気物理学分野(地球物理学専攻)宇宙探査工学分野(航空宇宙工学専攻)


問い合わせ:
yoshida (at) astro.mech.tohoku.ac.jp